fc2ブログ
08 | 2011/09 | 10
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最近の記事

プロフィール

Nao Otsuka(お留守番は、菜子ちゃん)

  • Author:Nao Otsuka(お留守番は、菜子ちゃん)
  • 「大塚菜生」の筆名で児童書を出版しています。
    著書:『ぼくのわがまま電池』(岩崎書店:第13回福島正実記念SF童話賞大賞受賞作)、『弓を引く少年』『どんぐり銀行は森の中』(国土社)『東京駅をつくった男』(くもん出版)など、主に小学生向けのノンフィクションや物語、ノベライズ・キャラクター本を書いています。共著に平成うわさの怪談シリーズ(岩崎書店)など。


    ★メール★ご用件★は、「こちら」からお願いします。

    サイト
    https://itigo.xyz/index.php

リンク

月別アーカイブ

素人、ボラに行く。

2011.09.28 11:34|おはじきな日々
さて。前回の続きです。


今回の岩手行きで、私が大変お世話になり、参考にさせてもらった方の活動状況やサイトを以下に、
箇条書きします。(味気なくてすみませんが、豊富な情報を、なるべくシンプルにするためです)

☆彡イラストレーターのゆうもさんこと森祐子さんの活動記録より。

☆A 7月の記録はこちらから読めます。http://blog.pu-ku.com/?day=20110726
☆B 9月の記録はこちらから読めます。http://blog.pu-ku.com/?day=20110915
じっくり読んでいただけると森さんの活動への取り組みがよくわかると思います。

そして、現在、森さんはボランティア活動をきっかけに、「まごころ*花」プロジェクトを立ち上げ、代表をつとめていらっしゃいます。
その活動について、詳しくは、こちらです。
☆C 「まごころ*花」プロジェクト http://magocoro-hana.pu-ku.com/?eid=13

現地に足を運ぶ前に、ゆうもさんの記録の☆AやBを繰り返しくりかえし読み、頭に入れ、心構えの一つにさせてもらいました。
今帰ってきて、あらためて読み返すと、「そうそう」「わかるわかる」と共感する所が多いのでそれも面白いです。
お忙しいなか、池袋から出発する遠野釜石方面のバス乗り場まで連れて行っていただきました。

そして、ゆうもさんを通じて知った、現地にいるあいだ「至れり尽くせり」でお世話になったNPO法人です。
☆D 遠野被災地支援ボランティアネットワーク 遠野まごころネットさん
http://tonomagokoro.net/

私が、遠野に向けて出発したのは、連休始めの、23日のお昼過ぎ。
そして、福岡に戻ってきたのが、26日の夕方遅くでした。
四日間のお休みをいただけたといっても、福岡からは東北はなかなか遠く、行きと帰りで両二日をほぼ消化、
実際は、中二日間だけのワークしかできませんでした。
そんな限られた状況で、いきなり現地に足を運べ、初心者が無理のないかたちで、内容のある活動ができたのも、この法人のネットワークとバックアップのおかげでした。

遠野まごころネットさんは「岩手県沿岸部の被災者の方々を支援するべく、遠野市民を中心として結成されたボランティア集団です。」詳しくは、サイト内のここに書いてあります。

DSC_01041.jpg
まごころネットさんの拠点、遠野市総合福祉センター玄関。


ここからは私の個人的所感&ちょこっと雑談風ですが、

現在、さまざまなボランティア団体が存在しますよね。
その中でも、☆Dのまごころネットさんは、実際に被災に遭われた方が立ち上げの中心にいらっしゃる、ということで、被災地の身になって密に支援ができている団体であると思います。その辺も現地でリアル体験しましたので、もし、活動を希望されている方がいましたら、頼られてみてください。おすすめします。

遠野駅から帰りの東京行き夜行バスに乗車する前、四日間写真洗浄のワークに参加された、若いお兄さんと少し話しました。
お兄さんは、これまでも他の団体を通じてボランティア活動をしたそうですが、こちらのまごころさんが一番活動をしやすかったと言ってました。
一日目のワーク(看板づくりなど)でご一緒だったIUさんは京都のライターさんで、三週間、東北沿岸部を愛車でまわりながら、まごころさんを拠点にされていました。
遠野は盆地で、沿岸部の釜石や大槌方面に行く道のりには、途中峠越えもあったりします。移動には車が必須です。
一日目、現地まで連れて行って下さったのは、北海道からみえたITさんでした。
ITさんは、定年退職をされていて、自前のキャンピングカーに寝泊り&自炊しながら、ボランティアワークをバックアップしていました。

ITさんとは込み入った話も少しできまして、出会った人皆が、健康で若くて丈夫なわけではないことも知りました。
そうそう、癌治療を受けているのに、明るく活動される五十代の女性の方もいらっしゃいましたね。
(私は、ワンゲル部OBですが、今は重度の貧血でじゅうぶんな健康体とは言えず……)
写真洗浄のお兄さんは、朝東京に着いたら、そのまま出勤すると言ってました。たのもしい~~♪
大学生の団体や、外国の方もいました。24日夜の時点のボランティアさんは、ざっと見たところ、女性のほうが多かったです。78名参加とミーティングで言ってましたっけ。

まさに老若男女問わず、活動したいひとがマイペースで活動できる、理想の場所なんだなあと感想を持ちました。



・・・つづく予定。
スポンサーサイト