いつのまにかDeepな秋に
2013.11.17 08:42|ラウンジ|
すまねえすまねえ。
一つのことに夢中になると、なかなか他のことが立ちいかなくなる大塚さんです。
単純にいうと、それが二つ重なって、ますますひどい有様でした。
こちらのみなさま、お元気ですか。
いつのまにかDeepな秋をむかえ、はっと頭をもちあげると、景色が一変していた感がありますね。
この半年あまりは通年になく多種多様な本を読みこんだ期間でもありました。
そのなかからご活躍の皆様のお仕事を中心に紹介させてもらいます。
といっても、個人的に偏った「コメント」のみでごめんなさい。
約十年前だったか、ふところ事情、時間的理由から、お互いのために寄贈はし合わないようにしようと
勝手に約束事を決めて以来、しばらくはいただく本も少なかったのです。
(いまふりかえると、身内販売見込の足を引っ張っていたのかもと反省)
FBなどを通じて新たな友達やご縁ができました。まことにありがとうございます
前半はいただいた本が続いていますが、あとは、最近買ったお気に入りも混ぜております。
●アサギをよぶ声 森川成美/スカイエマ 偕成社
『くもの ちゅいえこ』(PHP研究所)につづいて今年は大注目の森川成美さんの長編物語です。
原石には十年以上も前に出会っていました。そのめぐりあわせをいまグッとかみしめています。
かみしめられる喜びのなかにおります。
児童文学史にのこる名作だと思います。つまり、読まなきゃソンです。
続編を楽しみにお待ちしています。
●おはなしの森2 「お話の森」の会編 神戸新聞総合出版センター
神戸新聞に連載された物語の第二集本です。
『頭がよくなる10の力を伸ばすお話』(PHP研究所)でご一緒の
うたかいずみさんの「つの一本」、森くま堂さん「おむすび・おにぎり大戦争」が入っています。
ほかに、白矢三恵さんの「大きくなったら」、畑中弘子さん「花ばたけ」など、春夏秋冬21のものがたりが季節のよろこびを謳い届けてくれます。
どこから読みはじめても、お子さんの就寝時にも、安心してお読みいただけます。
●声蛍 万乃華れん/丹地陽子 岩崎書店
福島正実記念SF童話賞第30回の大賞作品です。この秋でもう31回目なのですね。(関係者の皆様、お疲れさまです)
福島さんの功績が忘れられても、正実が「正美」とどこかで書きまちがわれていても、ここから育った書き手が、真摯に自分の作品とむかい合っていたら創設の頃の神様仏様たちも喜ぶのではないでしょうか。
万乃華れんさんは節目のデビューということで、プレッシャーをあたえてしまいました。
(うちには、イチローがいた頃のマリナーズ帽があるんですよう)←これは、青ですか赤ですか?
ちょっと昔「サトラレ」に感動しました。その世界感に似ているかもしれません。
●まぜたろう こどものくに 新井悦子/相野谷由起 鈴木出版

佐世保市在住の新井悦子さんの最近刊です。
そうそう、子供ってかきまぜるの大好きですよね。
無意識にまぜながら、ちゃんと世界をみているのかも、とかつて抱いた気持ちを思い出しました。
ああ、もっと思い切りかきまぜさせておくんだったわ、なあんて思いませんか。
あなたはまだ間に合いますか? 手遅れにならないうちにおすすめします。
新井さんは、ほんと、子供の目線で書ける作家さんだなあと思います。
●クレヨンマジック 舟崎克彦/出久根育 鈴木出版
佑学社の復刊をまちのぞんでいたひとにも、喜ばれる本になっていると思います。
出久根育さんの絵が物語の世界観をより際立たせています。大好きな絵です。
●わからん薬学事始3 まはら三桃 講談社
坪田譲治文学賞受賞 まはら三桃さんの新展開シリーズです。
ご本人は初のエンターテイメントに挑戦! とドキドキの?ご様子でしたが、違和感なく楽しませてもらっています。針の穴に糸を通すようなひたむきワールドは健在。
三桃さんは、とてもがんばっている。
私のせなかにまっすぐな物差しをつっこんでくださる有難い存在です。
これまでの物語は、高校受験の過去問題にも多くとりあげられていて、我が家もお世話になったところです。
●盆栽えほん 大野 八生 あすなろ書房
『わからん薬学事始』を手がけた大野さんの単行絵本です。ファンになって買っちゃいました。
実家には、庭がうずもれるほどの盆栽があるのです。育てている父もきっとよろこんで愛読することでしょう。
(あとでおとどけしますね。待っててください)
●佐賀県詩集 佐賀県詩集2013編集委員会
佐賀在住の平松詩子さんの詩「進めハコブネ」が入っています。
2013年9月28日付西日本新聞の記事をみつけてきました。「20~80代の66人がそれぞれ一編を寄稿。日々の生活を素朴につづったり、自分の半生を振り返ったりと、さまざまな感性が収められている。」「(発刊者代表)高塚さんは「作詩は書き手それぞれの『心の隠れ家』。その世界をのぞいてみてほしい」と話す。」とあります。
そう。まさに、感性をほじくる楽しみがつまっています。
佐賀市の書店で販売中。お問い合わせは高塚さんまで=0952(75)3787。
佐賀県詩集の書影だけなくてごめんなさい。
プリンター(スキャン機能)が壊れていて、ただいま、自力で画像をつくれないのです
一つのことに夢中になると、なかなか他のことが立ちいかなくなる大塚さんです。
単純にいうと、それが二つ重なって、ますますひどい有様でした。
こちらのみなさま、お元気ですか。
いつのまにかDeepな秋をむかえ、はっと頭をもちあげると、景色が一変していた感がありますね。
この半年あまりは通年になく多種多様な本を読みこんだ期間でもありました。
そのなかからご活躍の皆様のお仕事を中心に紹介させてもらいます。
といっても、個人的に偏った「コメント」のみでごめんなさい。
約十年前だったか、ふところ事情、時間的理由から、お互いのために寄贈はし合わないようにしようと
勝手に約束事を決めて以来、しばらくはいただく本も少なかったのです。
(いまふりかえると、身内販売見込の足を引っ張っていたのかもと反省)
FBなどを通じて新たな友達やご縁ができました。まことにありがとうございます

前半はいただいた本が続いていますが、あとは、最近買ったお気に入りも混ぜております。

●アサギをよぶ声 森川成美/スカイエマ 偕成社
![]() | アサギをよぶ声 (2013/06/06) 森川 成美 商品詳細を見る |
『くもの ちゅいえこ』(PHP研究所)につづいて今年は大注目の森川成美さんの長編物語です。
原石には十年以上も前に出会っていました。そのめぐりあわせをいまグッとかみしめています。
かみしめられる喜びのなかにおります。
児童文学史にのこる名作だと思います。つまり、読まなきゃソンです。
続編を楽しみにお待ちしています。
●おはなしの森2 「お話の森」の会編 神戸新聞総合出版センター
![]() | おはなしの森〈2〉 (2013/07) 「おはなしの森」の会 商品詳細を見る |
神戸新聞に連載された物語の第二集本です。
『頭がよくなる10の力を伸ばすお話』(PHP研究所)でご一緒の
うたかいずみさんの「つの一本」、森くま堂さん「おむすび・おにぎり大戦争」が入っています。
ほかに、白矢三恵さんの「大きくなったら」、畑中弘子さん「花ばたけ」など、春夏秋冬21のものがたりが季節のよろこびを謳い届けてくれます。
どこから読みはじめても、お子さんの就寝時にも、安心してお読みいただけます。
●声蛍 万乃華れん/丹地陽子 岩崎書店
![]() | 声蛍 (おはなしガーデン36) (2013/09/10) 万乃華 れん 商品詳細を見る |
福島正実記念SF童話賞第30回の大賞作品です。この秋でもう31回目なのですね。(関係者の皆様、お疲れさまです)
福島さんの功績が忘れられても、正実が「正美」とどこかで書きまちがわれていても、ここから育った書き手が、真摯に自分の作品とむかい合っていたら創設の頃の神様仏様たちも喜ぶのではないでしょうか。
万乃華れんさんは節目のデビューということで、プレッシャーをあたえてしまいました。
(うちには、イチローがいた頃のマリナーズ帽があるんですよう)←これは、青ですか赤ですか?
ちょっと昔「サトラレ」に感動しました。その世界感に似ているかもしれません。
●まぜたろう こどものくに 新井悦子/相野谷由起 鈴木出版

佐世保市在住の新井悦子さんの最近刊です。
そうそう、子供ってかきまぜるの大好きですよね。
無意識にまぜながら、ちゃんと世界をみているのかも、とかつて抱いた気持ちを思い出しました。
ああ、もっと思い切りかきまぜさせておくんだったわ、なあんて思いませんか。
あなたはまだ間に合いますか? 手遅れにならないうちにおすすめします。
新井さんは、ほんと、子供の目線で書ける作家さんだなあと思います。
●クレヨンマジック 舟崎克彦/出久根育 鈴木出版
![]() | クレヨンマジック (おはなしのくに) (2013/09/20) 舟崎 克彦 商品詳細を見る |
佑学社の復刊をまちのぞんでいたひとにも、喜ばれる本になっていると思います。
出久根育さんの絵が物語の世界観をより際立たせています。大好きな絵です。
●わからん薬学事始3 まはら三桃 講談社
![]() | わからん薬学事始3 (2013/06/28) まはら 三桃 商品詳細を見る |
坪田譲治文学賞受賞 まはら三桃さんの新展開シリーズです。
ご本人は初のエンターテイメントに挑戦! とドキドキの?ご様子でしたが、違和感なく楽しませてもらっています。針の穴に糸を通すようなひたむきワールドは健在。
三桃さんは、とてもがんばっている。
私のせなかにまっすぐな物差しをつっこんでくださる有難い存在です。
これまでの物語は、高校受験の過去問題にも多くとりあげられていて、我が家もお世話になったところです。
●盆栽えほん 大野 八生 あすなろ書房
![]() | 盆栽えほん (2013/10/21) 大野 八生 商品詳細を見る |
『わからん薬学事始』を手がけた大野さんの単行絵本です。ファンになって買っちゃいました。
実家には、庭がうずもれるほどの盆栽があるのです。育てている父もきっとよろこんで愛読することでしょう。
(あとでおとどけしますね。待っててください)
●佐賀県詩集 佐賀県詩集2013編集委員会
佐賀在住の平松詩子さんの詩「進めハコブネ」が入っています。
2013年9月28日付西日本新聞の記事をみつけてきました。「20~80代の66人がそれぞれ一編を寄稿。日々の生活を素朴につづったり、自分の半生を振り返ったりと、さまざまな感性が収められている。」「(発刊者代表)高塚さんは「作詩は書き手それぞれの『心の隠れ家』。その世界をのぞいてみてほしい」と話す。」とあります。
そう。まさに、感性をほじくる楽しみがつまっています。
佐賀市の書店で販売中。お問い合わせは高塚さんまで=0952(75)3787。

プリンター(スキャン機能)が壊れていて、ただいま、自力で画像をつくれないのです

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