『東京駅をつくった男』(くもん出版)の感想をいただきました。
2015.04.07 18:54|ありがとうございます|
渡川浩美さんより、『東京駅をつくった男』(くもん出版)の感想を手書きのおたよりでいただきました。
全文掲載したいくらいですが、大切なおたよりです。特にお気に入りの部分を抜粋させていただきますね。
~~人物伝だと、特別な才能ある人というえがかれ方やその人の功績が中心の話になったりしますが、(略)仲間の存在やつながりが唐津の銀行やその他の仕事につながっている所は、建築ではなく他の業界にもいえるのではないかと思います。建築からはなれて炭鉱に力をそそいだ政道との交流も、共に上京しても進む道はさまざまだと考えさせられます。~~
~~7章の妻木頼黄、金吾より若く、和風の建物で高い評価をあげ、横浜の赤レンガ倉庫も作るはばの広さ、金吾の努力してもかなわない事があるという事実は、人ごととは思えません。(略)金吾は日本銀行を作った実績にあまんじる事なく、国の役所の建築にコンペティションを提案し、つねにチャレンジャーであり続けようとする(略)それすら妻木や他の人たちから受けいれられない。でも金吾が残した建物が、金吾の志の高さを私たちに教え伝えてくれます。妻木の赤レンガ倉庫も、達蔵の丸の内三菱館も、そのすばらしさは今の私たちを感動させるのだから。~~
渡川浩美さんは、『あたしの声がすき』(教育画劇)『とまと・ふぁーむ』(小峰書店)などの作者さん、福岡にいらっしゃるときからの交流です。そしてデビュー年が同じですよね! (そう、つぎの○歳までお互い元気で、いきましょうね☆ なるべく~~)
まことに有難うございました

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