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プロフィール

Nao Otsuka(お留守番は、菜子ちゃん)

  • Author:Nao Otsuka(お留守番は、菜子ちゃん)
  • 「大塚菜生」の筆名で児童書を出版しています。
    著書:『ぼくのわがまま電池』(岩崎書店:第13回福島正実記念SF童話賞大賞受賞作)、『弓を引く少年』『どんぐり銀行は森の中』(国土社)『東京駅をつくった男』(くもん出版)など、主に小学生向けのノンフィクションや物語、ノベライズ・キャラクター本を書いています。共著に平成うわさの怪談シリーズ(岩崎書店)など。


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2019年のラウンジ

2019.12.30 06:41|ラウンジ

2019年4月以降にいただきました書籍をかんたんではありますがご紹介します。
今年度分は諸事情によりまとめてのアップとなりました。心より御礼申し上げます。
まことに有難うございました。


 絵本


☆第11回日本新薬こども文学賞受賞作品です。
授業中、耳の中からやけに物知りな声が聞こえてきて、けいごくんはびっくり! ……主人公とみみくそくんとの交流がユーモラスな物語となっています。

絵本 みみくそくん   杉江勇吾 長谷川あかり 日本新薬株式会社



 児童~大人まで


☆以下の三冊は児童向けにとどまらず、大人にもおススメの本です。
市川さんの新刊のタイトルには「魔女」とありますが、この物語にはいわゆるフツーの魔女は出てきません。図書館を居場所にしていた女の子と司書の深津さんの物語が、本の森のなかに踏み込んでいくように奥深く温かにつづられています。やまぐちさんのきんこちゃんは、読書が苦手な子にも読みやすい自伝童話、もしくはノンフィション童話という感じでしょうか。大牟田の炭鉱町にすむきんこちゃんがどのように日々を感じていたのか……わたしはすっかりきんこちゃんファミリーの一員になったような気持ちになりました。まはらさんはヤングアダルトといえばまずこの人では……というくらい多くの本を出されています。こちらはレーベルとしては一般書向けに刊行されているようです。棒高跳びをテーマにした物語ですが仕掛けも楽しめます。読み手にピタリとくる一瞬の切り撮りがこの物語で見つけられたらいいなあと感じました。

しずかな魔女    市川朔久子  岩崎書店

社宅ぐらしのきんこちゃん    やまぐちきみこ  モイブックス

空は逃げない    まはら三桃  小学館


 評論集


☆中国児童文学の研究家の河野孝之さまよりご恵贈いただきました。
内容が厚く、本日までに読みこなせていませんが、「中国児童文学」は、既刊の出版からの訳文なども折りこまれ貴重な資料になっています。
研究されたい方、児童文学方面の評論に関心がある方はぜひ一読されてみてください。関連書籍を購読したい方もご一報ください。ご紹介させていただきます。

中国児童文学 第26号 中国児童文学研究会

児童文学批評・事始め 児童文学評論研究会編



 詩集/作品集


☆コールサック社さまからは、以下の詩集と作品集をいただいています。
わたしはとくに安井高志さんの、薄いガラスの上にひっかくように書かれた詩が好きで(残念ながら故人でいらっしゃいます)、ツイッターでもなんどか関連の投稿に「いいね!」をさせていただきました。
美濃吉昭さんは建築設計のプロとしてもご活躍されています。新城貞夫さんは、2016年に第50回沖縄タイムス芸術選賞大賞を受賞されています。
詩集は通常私家版として発表するかたちが多いのですが、こちらでご紹介の詩集はネットでもお買い求めができます。


・詩集 ガブリエルの百合  安井高志
・詩集 黒乳/白乳  長田邦子
・詩集 或る一年~詩の旅~Ⅲ 美濃吉昭
・作品集 前奏曲 魂には翼がある 新城貞夫


 同人誌


☆中田夢葉さまよりご恵贈いただきました。ありがとうございました。「筑紫山脈」は福岡発信の同人誌です。
編集委員に児童文学作家の坂井ひろ子さんがいらっしゃいます。令和元年6月に発行された最新号です。

文芸同人誌 筑紫山脈 第36号  筑紫山脈の会



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