



フォーガルス王国の継承者ライルと鍛冶屋の息子クリス、ふたりの出会いは五歳からはじまり、幼いながら冒険心を育み合う関係になっていました。ライルはある日、厳格な父(王)の目を盗み、城の禁じられた書斎部屋にクリスを誘って書物のあいだに古びた地図をみつけます。その地図によると、フォーガルスの森には魔女が住んでいるとあり……。
結末のどんでん返しに驚き、一番は親子の関係性を描きたかったのかな、と感じました。そこがまたこの物語の持ち味になっていると思います。
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くわとろプロジェクトさま、ご恵贈ありがとうございました。
*ラウンジでは、いただいた児童書関連の本を紹介しています。
かなりのマイペースで遅れがちなのですが、作品は必ず読ませていただいて、内容や感想をちょこっとコメントさせてもらっています。
それまでのタイムラグがありますので、書名だけでもアップして広く知っていただけると幸いです。
『日本児童文学』3-4月号掲載
2017.04.21 20:16|お知らせ|
お知らせです。
同人誌評を、『日本児童文学』3-4月号に掲載しております。
ラウンジの延長……のつもりでお引き受けしましたが、読みこなすことの難しさを感じました。
そんな奮闘の記事でもあります。
本誌は絵本特集の号でもあり、絵本作家志望の方向けには、とても読みどころがあると思います。ぜひ、よかったらお手にとってみてください。
次回は、7-8月号、11-12月号に掲載される予定です。
大塚菜生
同人誌評を、『日本児童文学』3-4月号に掲載しております。
ラウンジの延長……のつもりでお引き受けしましたが、読みこなすことの難しさを感じました。
そんな奮闘の記事でもあります。
本誌は絵本特集の号でもあり、絵本作家志望の方向けには、とても読みどころがあると思います。ぜひ、よかったらお手にとってみてください。
次回は、7-8月号、11-12月号に掲載される予定です。
大塚菜生


「水は方圓の器に随う」からの誌名。創作もの紀行文、短歌が集められているうち、児童文学として「とうろう流し」「みんな友達だもん」(境俊人作)二作品が掲載されています。「とうろう…」はハナちゃんが大切に育てている”ゆきのはな”にまつわる掌編。広島のあの日を平和学習のように消化するのではなく、ハナの心を通じて根付かせたい思い伝わりました。「みんな…」は、いじわるなとしくんを変えた、いじめられていた女の子の「きまぐれ」を装った返答が、スパイス効いてました。
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(終刊号というには名残おしく…)
境さんを通じて初めて本誌を読ませていただきました。
児童向けとは括っていなかったものの、「つくもや夜話」(桜井可美)は、連作なら、どこかでまとめて欲しいなと思いました。作者さんが気になり調べてみたら、『三重の童話』(リブリオ出版 日本児童文学者協会編)に既に作品発表されていらっしゃる方なのですね。(大塚は『島根の童話』に参加しております)
また、紀行文「山添村野村先生の村おこし」(福永昭)の、碑文(漢文)解明の流れも大変面白く読ませていただきました。
ほかにも力作が揃っていました。
※当「おはじきのじかん」は児童書関連の書籍のご紹介が主になりますが、観世書房さま刊行『太宰府だより Vol1』(観世広様・個人編集の投稿誌)もいただいています。
とても読み応えがありました。まことに有難うございます。




「おてつだいおばけさん」シリーズ、第2巻が誕生しました。おかげでお店は繁盛、いつも大いそがしに。とうちゃんは、おばけさんたちにボーナスを出してあげることにしました。すると、足がない!? のに、「くつを、買ってください!」と言うのです。その理由、三人の夢の話にぐっときます。低学年の子から読めます。1巻の「いちだいじ」は長崎県読書感想文コンクール課題図書に。
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ラウンジでは、ひきつづき、いただいている御本の紹介をしています。
今のところ、末締めで、翌月初めころに内容や感想をちょっとコメントさせてもらっています。
それまでのタイムラグがありますので、書名だけでもアップして広く知っていただけると幸いです。
ラウンジに追加しています。
2016.12.16 07:49|お知らせ|
11月更新の「10月11月のラウンジ」に『夏の猫』(国土社)を追加しています。
御本をいただきながら、追加の更新が遅くなり申し訳ございません。
ぜひ、冬休みにも子供たちにすすめてみてくださいね。
http://nayoojp.blog.fc2.com/
ーーーーーーーーーーーーーーーーー 大塚菜生
御本をいただきながら、追加の更新が遅くなり申し訳ございません。
ぜひ、冬休みにも子供たちにすすめてみてくださいね。
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ーーーーーーーーーーーーーーーーー 大塚菜生